自社完結
弊社では、ほとんどの製作部品が自社製作品ですから、設計ミスや製作ミスがあったり、試運転中に不具合が見つかった場合の対処が圧倒的に早いのです。
対処例１
夕方、社内試運転中にロボットベースの高さが200mm低く、ハンドが届かないことが判明した。
＜対策＞
材料のストックがあるので、すぐにロボットベースの製作にかかりました。プラノミラーにてロボット取付部の平面加工も行い、塗装を施してロボットを載せ換え、次の日の朝にはすでに200mm高いものに置き換えることができました。納期のない物件だったので、お客様に大変喜んでいただきました。
対処例２
図面支給の物件で図面確認中に設計ミスが判明し、そのままでは、どうしてもうまく動作しないことがわかった。
＜対策＞
弊社設計と製造にて組み図を検討し、すぐに変更案を作成して、お客様の設計担当者に提案し、電話やメールにてやりとりを行い変更図面を作成しました。ただ単に間違いを指摘するのではなく、修正の提案をすることによって、お客様の手間を低減することができました。特にこの設備は数物だったので、そのまま製作すると修正に大変な時間が掛かるものだったため、お客様に大変喜ばれました。
対処例３
お客様からリピート品の注文があったのだが、納期短縮と価格の２割削減の要請があった。
＜対策＞
設計を一から見直し、機械加工が必要だった部品をレーザー加工＋曲げ加工品に変更したり、部品点数を減らすような設計変更を行ったり、いままで外注に頼らざるを得なかったような非常に複雑な部品を弊社でも問題なく製作できるように設計変更することによって、機能を損なうことなく、お客様のご要望である納期短縮と価格の２割削減を達成することができました。
